STORY

ストーリー

第22回明治大学シェイクスピアプロジェクト

『 冬物語 』





――――信じる者に、奇跡は起こる。


シチリア王レオンティーズは、親友のボヘミア王ポリクシニーズを自国に迎え、穏やかな日々を過ごしていた。
しかし、一瞬の疑念が王の心を狂わせる。
レオンティーズは、シチリア王妃ハーマイオニポリクシニーズとの仲を疑い、王妃を投獄。獄中で生まれた王女パーディタは国を追放され、幼い王子マミリアスは心痛のあまり命を落とす。そして、その知らせを受けたハーマイオニも絶望の末に倒れてしまう。この惨劇を受け、レオンティーズは深い悔恨に沈む。

時は流れて十六年後。ボヘミアの地で羊飼いたちに拾われたパーディタは、美しい娘へと成長していた。そして、ポリクシニーズの息子・王子フロリゼルと恋に落ちたことで、物語は再び動き出す。

「皆様、どうか信じる気持ちを呼び起こしてください──」

悲劇によって引き裂かれた人々が再び相まみえるとき、十六年の時を超えた“奇跡”が訪れる──。